「株主優待について知りたい!(その1)」
○さて今日は第16回「株主優待について知りたい!」ですが、株主優待といえば「桐谷さん!」 ですね。テレビでみる桐谷さん楽しそうですよね。株主優待を使って暮らしを楽しむ姿は見ていてもとても微笑ましいですよね。 ○桐谷さんみたいに株主優待を楽しみたいって方、多いと思います。今日は具体的に株主優待について聞けるんですね。 今日は購入の仕方から活用方法まで一通りお話します。 ○お願いします!まずは株主優待ってどんなものがもらえるんですか? 会社によってそれぞれですが、いくつかパターンがあります。まずは自社製品の詰め合わせを送ってくる企業。あとは自社製品や店舗で割引を受けることができる企業。そしてクオカードなど送ってくる企業などですね。その会社の株を買って株主になることが必要です。 ○それは興味深いですね。もう少し詳しく教えて下さい。 例えばデパートだと10%の割引カードが送られてきます。お買い物時にそのカードを提示すると10%割引になるんですよ。 ○それはすごいですね。それはお高い買い物をするほどお得ってことですね。 そうですね。例えばイオンの場合はお持ちの株数によって3-7%のキャッシュバックが半年ごとに返金。いつもお買い物される方にはとても魅力的な優待になっています。 ○お買い物に楽しみが増えますね!レストランやカフェはどうですか? お食事券がもらえるケースが多いですね、年に1回~2回、だいたい2~3000円程度のお食事券が送られてきます。例えば「ほっともっと」のプレナスは2500円分の買い物優待券、マクドナルドはバーガー・サイドメニュー・ドリンクの3種類の無料引換券が6枚ついたお食事券が送られてきます。 ○桐谷さんが自転車で街中を駆け回っている理由がわかりました。株主優待を始めるには具体的にはどうしたらいいんですか? まずは対象の企業の株式を買うことが必要です。具体的には 1.株を買うためには証券会社で口座を開く必要があります。 2.口座が開設されたら、株主優待を受けたい企業の株を買うことになります。 3.株は100株単位で買うことになります。株価が500円の企業の株を買うときは500円×100株ですので、5万円のお金が必要ということになります。 ○なるほど。 4.株主優待を提供する企業の多くは100株単位以上お持ちの方に優待を提供するケースが多いです。但し株数が100株の方の優待、200株以上の方の優待、1000株以上お持ちの方の優待と、お持ちの株数によって優待が変わってくるケースがありますので、気になる企業のホームページなどでしっかり確認することが大切です。 5.注意が必要なのは優待を受けられる割当基準月というのがあります。通常はその会社の決算月やその6ヶ月後、3月決算の企業であれば、3月と9月になります。そのタイミングで株式を保有している方が優待を受ける株主という形になります。 ○株を保有する株数と時期がポイントなんですね。わかりました。次回も、もう少し株主優待について教えて下さい。 次回3月4日は、第17回「株主優待を知りたい(その2)」をお送りいたします。
0 コメント
「投資の勉強法-勉強会やセミナーに参加する」
○今日は第15回「投資の勉強法-勉強会やセミナーに参加する」ですが、昨年私もハダシさんが開催したセミナー「老後資金のつくり方」参加させて頂きました。 ご参加いただきありがとうございました。感想は如何でしたか? ○明るくアットホームな雰囲気で、良いですね!リラックスして参加できました!何より、間の休憩中に、ハダシの皆さんがお客様とお話をしている場面が印象的でした。1対大勢が1対1になることで、会場の空気も一段と和みますね。お金の話ってもっとオープンで良いんだなと思いました。金融教育が日本でももっと早くから進んでいたら良かったのにとも思いました。大事なお話がとてもわかりやくす学べるセミナーはもっとたくさんの方に活用いただきたいです! ありがとうございます。参考にさせて頂きます。十勝ではマネーセミナー受講のチャンスは少ないと聞いていますので今後も様々なマネーセミナーを開催したいと思っていますので宜しくおねがいします。 ○それは楽しみです。ここで皆さんがセミナーや勉強会に参加するメリットを教えてください。 まずは手軽に知りたい情報をGETできることではないでしょうか、自分が欲しい情報を短時間で入手できることが良い点かと思います。 ○セミナーや勉強会に参加するだけで必要な情報を入手できるのはありがたいですね。 あとは、会場セミナーではネットやテレビやラジオはお話ししにくい個別事例や本音トークが聞けるのも魅力かと思います。 ○そうですね一歩突っ込んだ話が聞けるのも良い点ですね。 また少人数のセミナーであれば、自分が気になっていることを投資のプロから直接アドバイスを得られるのも魅力ですね。 ただ気をつけなければならないのは、出席してみたけど内容が薄くて期待外れといったケースです。逆に内容が難しすぎて自分にとっては得るものがなかったなんていう場合も起きますので、セミナーの内容やレベルには注意が必要です。 また日本で登録のない業者のセミナー(海外での投資話やFX取引など)はトラブルになるケースが多いですので十分な注意が必要です。金融庁のホームページに日本での登録業者やトラブル事例が出ていますので参照下さい。 あとは手前味噌になってしまうんですが、セミナー参加者同士の交流会を開催しています。こちらも毎回たいへん盛り上がります。お金の話は会社の同僚や友達とは話しにくいですよね。 ○そうですね。お金の話はちょっと遠慮しちゃいますね。 交流会では参加者同士でどんな投資をやっているのかの情報交換や成功談や失敗談などフランクに話し合えるのでとても楽しい時間となります。私達はセミナー終了後に有志の方を集めて、ビール等アルコールと軽いお食事をしながらという形でやらせてもらっていましたが、現状はコロナの影響でなかなか開催できていません。十勝では開催の実績がありませんがコロナが落ち着いたらぜひ開催したいと思っています。 ○それは、楽しそうですね。十勝でもぜひ開催してください。 次回2月18日は、第16回「株主優待について知りたい?」をお送りいたします。 「投資の勉強法-ネットから情報を得るには?」
○さて、今日は「投資の勉強法-ネットから情報を得るには?」ですが、投資に興味が湧いてくるとネットで検索してという方は多いと思います。でもたくさん情報が出てきます。正直どれを信じてよいのか戸惑っている人も多いですよね。 ですね。まず注意しなければならないのは日付です。株式市場などマーケットは常に動いています。ネットの記事やブログは、その時のマーケットの状況を前提に書かれているものが多いですから、日付の古いものは鵜呑みにしないことが大切です。 ○いつ書かれたものなのか?それは気づかずに読んでしまうケースは多いですね。なるほど。 株価やマーケットに関するものは毎日更新されます。目安としては、1週間前や1ヶ月前のものは今と照らし合わせてどうなのかを考え直す必要があります。投資のやり方やノウハウに関するものは、半年から1年程度、それより古いものは今と照らし合わせてどうなのかを考え直す必要がありますね。またイデコやNISAなどは毎年見直しが行われますので、最新の情報を入手するようにして下さい。 ○ある記事では、「これから投資のチャンス、今を逃してはいけない」と書かれている一方で、「これから暴落がやってくる投資は慎重に」との記事が出てきます。「どっちの記事も本当のように思えてくる…」ニュースを読むと、ますます不安になるという人も多いのではないでしょうか。 実は投資のニュースを選別するポイントがあるんです。 ○え、それはなんですか? 投資に参加している人々はさまざまです。プロの機関投資家、個人投資家でも短期売買を主体とするデイトレーダーや長期で資産形成を行う投資家などがいますよね。 ○いろいろな方が投資に参加しているのはわかります。 プロの投資家は半年先・1年先の投資成果が気になります。そうしなければ自分のボーナスに大きく響くからです。デイトレーダーにとっては、明日または1週間後もしくは1か月後の市場がどう動くのかが最大の関心事となります。 しかし、皆さんのように長期で資産形成を行う投資家はどうでしょうか?今一時的に下落していても5年後・10年後に上昇するのであればあわてる必要はないはず。 ニュース記事を読む場合は、誰に向けて記事が書かれているのかを考えながら目を通すと自分に関係する記事かそうでないのかがわかります。 ○とはいうものの初心者には見分けがつかないのではないのでしょうか? 見分けるポイントとしては、書かれている記事の内容がどれくらい先のことを書いているのかを推測することで容易に判別できます。1か月先の予測が書かれているなら、長期の投資家にとって雑音にすぎないはずです。 ○なるほど、雑音と自分にとって必要な情報を上手に振り分けることができれば、心配も少なくなりますね。 次回2月4日は第15回「投資の勉強法-勉強会やセミナーに参加する」をお送りいたします。 その13,「始めてみる?投資の勉強法」です。
○新年ということで、今年から資産形成・資産運用に取り組もうとお考えの方も多いと思います。また既に取り組まれている方も、より深く投資を知りたいと思っている方もいらっしゃいます。砂川さん、お薦めの勉強法はありますか? そうですね。個人投資家の方々が投資について学ぶ方法としては「投資入門書を読む」「ネットから情報を得る」「勉強会やセミナーに参加する」などがありますね。それぞれお薦めのやり方があるので、ご紹介します。 ○ぜひお願いします。まず入門書あたりから教えて下さい。 了解しました。本屋さんに行くとマネーコーナーに様々な本がおいてありますね。 ○本当にたくさん置いてあります。正直どれを選んでいいのかよくわからないですね。 そうですよね。実はたくさんある投資本の中でも、プロの投資家が必ず目を通す名著と言われる本が何冊かあります。 ○え、どんな本なんですか? チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」とバートン・マルキールの「ウォール街のランダム・ウォーカー」という本です。1970年代80年代に初版が販売され、それ以降アップデートされている投資本の名著中の名著です。いずれもマーケットに精通した重鎮が書いた本ですので、大変説得力が有り投資のプロは必ず読んでいる本です。 実際、あなたがアドバイスを受けようとしている投資のプロ「証券マンや銀行マン」に「敗者のゲーム読んだことある?」って聞いてみて、「なんですか、それ?」って言われたら、(その人から)アドバイスは受けないほうがいいですね(笑) ただこれらの本は初心者にはむずかしいのかなと言う印象です。実はこのエリスとマルキールの二人が投資初心者に向けて書いた本があるんです。「投資の大原則」という本ですが、初心者の方にも「自分のお金をどう運用するのか?」についての原則が簡潔に書かれているので読みやすいと思います。 ○それは興味が湧きますね。でももっと身近で、日本人が書いた本はありませんか? あるんです。1950年代とちょっと古い本なんですが、伝説の億万長者が、自分が億万長者になるまでのプロセスを詳しく書いた本があるんです。多くの成功者が実は読んでいたという本です! ○なんですか!!! 興味津々です! 本多静六という方が書いた「私の財産告白」という本です。本多静六さんは苦学の末、東大の助教授になるんです。大学の教授はサラリーマンですよね。彼はその給与の一部を投資に回して億万長者になるのですが、そのプロセスを事細かに書いてあるのがこの本なんですよ。時代的には古い本なんですが、投資の本質が書いてある、これも名著です。文庫本も出てますので気軽に読めて良いですよ。 今紹介した2冊に共通の部分があります。mihoさん何だと思いますか? ○時代も国も違う本で同じことが書かれている???何なんですか? 「まずは節約して貯金をしよう!」です。 その時その時の流行本に手を出すより名著にしっかり目を通すのがよいかと思います。名著として残 る本は、時代を超えた投資の本質が書かれているからですね。 もう良い時間になりましたね。「ネットから情報を得る」の部分は次回にいたしましょう。 ○はい!ありがとうございます。次回の放送は1月21日(金)、その14「投資の勉強法-ネットから情報を得るには?」です。 2022年、今年も宜しくお願いします。
「With コロナ」をどう生きていくのか?人との接し方、仕事のあり方、生活の楽しみ方、あらゆるものを見直す必要に迫られ試行錯誤が続いた1年でした。 試行錯誤を繰り返すうちに、やるべきこととやってはいけないことがはっきりした1年ではなかったのでしょうか? 今年は一旦バラバラになったものを「紡ぐ」ことが必要かと思います。もとに戻すのではなく新しいカタチに「紡ぐ」年にしたいと思います。 人と人を紡ぐ、人と地域を紡ぐ、そんな年にしたいと思います。 今年も宜しくお願いします! |
資産形成のことや日々の出来事、思うこと等、お知らせなどを徒然なるままに綴ります。
カテゴリ
すべて
アーカイブ
1月 2025
|