こんにちは!
FM-JAGA「ViViD TOKACHI-幸せな未来のマネー講座」11:15-11:30 第1,3,5金曜日で放送中です。弊社代表砂川が暮らしにつながる様々なマネーのお話しますので、お楽しみに!
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○今週の気になる暮らしのマネーワード何ですか?
「持ってる?オンライン名刺」です。 ○オンライン名刺ですか?持ったことももらったこともありません! 私もです(笑 ○ついに名刺もデジタル化ですか? コロナで在宅ワークが増え、Web会議ではじめてあった方と結局名刺交換していないので知っているのはメールアドレスだけ何てケース増えてますよね。 ○そうですね。たしかに遠隔地との打ち合わせはオンラインで済ませることが一般的になりました。 アメリカで静かに流行り始めているのが、このオンライン名刺なんです。 ○面白いですね。Web会議やWebセミナーではパソコンやスマホを切ってしまえば何も残らないですものね。 さすがにアメリカでもオンライン名刺に完全移行する人は少ないようですが、ハイブリット名刺は普及しているようです ○ハイブリット名刺って、どんなものなんですか? 紙の名刺にQRコードが印刷してあって、そこを読み取るとオンライン名刺にアクセスできるというものです。 ○オンラインの名刺って、どんなメリットがあるんですか? 例えばオンライン名刺だと、部署や電話番号が変わっても常に最新の情報に変えることができるので古くならないのが大きな特徴です。 ○確かに古い名刺から電話をすると他の部署に移りましたとか言われるケースありますね。 また、名刺をもらったあとにスマホやパソコンの住所録に手入力する必要がなくなります。 ○それは便利ですね。展示会やセミナーなどで大勢の人にあった翌日に名刺の整理はたいへんな作業です。 日本でもこのハイブリットの名刺であれば利便性があがるので魅力がありそうです。 2.「おひとりさまの老後・終活について考える(その2)」 ○今日は「おひとり様の老後・終活について考える(その2)」です。今日はおひとり様の不動産や金融資産についてです。前回聞いたお話では、おひとり様特有の問題があって、それを元気なうちに対応しておくことが必要とのお話でした。今日はおひとり様の資産や相続についてのお話ですね。 おひとり様で親はすでに他界しており兄弟姉妹もいない場合、何もしていないと残した財産はすべて国庫に帰属することとなります。つまり、すべて国のものとなります。せっかく築いた財産を国に納付するのではなく、寄付やお世話になった方に譲りたいという場合もあると思います。 ○その場合はどんな方法があるのですか? 遺言書を作成することが必要です。 ○遺言書というと相当資産のある方が活用するものというイメージがありますが。 いえいえそんなことはないです。資産の大小にかかわらず作っておくことが大切です。 ○それはなぜですか? おひとり様の場合、親または祖父母が法定相続人となります。他界している場合は兄弟姉妹、兄弟姉妹の中でなくなっている人がいる場合は、その子供が相続人になります。遺言書をつくらなかった場合は相続人全員がそろった状態でなければ、様々な手続きを行うことはできません。兄弟姉妹や甥・姪であっても長年連絡をとっていない、あるいは一度も会ったことがないということも考えられます。連絡先を知らないなど手続きがスムーズに進まないケースが考えられるからです。 ○昔のように親族が一同に集まるといった機会も減っているので、それはなおさらですよね? そうですね。おひとり様に限った話ではないのですが、相続財産を把握できないといったケースが少なくありません。生前に身近にいた人が少なく、相続人となった人との関係も非常に希薄なことが少なくないからです。遺言書作成時には財産目録という自分の資産の一覧表を添付しますので残された方も把握が可能になります。 ○なるほど。 また法定相続人以外の人、例えばめいに非常に世話になったので財産を譲りたい場合は、兄弟であるめいの親が生きている場合はめいは相続人ではないので、遺言書の作成が必要です。お世話になったヘルパーさんに財産を譲りたいといった場合も同様です。また特定の団体に寄付する場合も遺言書の作成が必要です。 ○おひとり様の場合自分の残した財産を特定の人に渡したいという願いがある場合は遺言書が必要なんですね。遺言書はどうやって作るのですか? 自筆証書遺言と公正証書遺言があります。自筆証書遺言は自宅で保管も可能ですが、法務局保管制度があり、3900円で保管でき、死亡時の通知もありますので比較的ハードルが低いです。遺言書の内容についてチェクはないですが、形式不備のチェックはしてくれますのでその点も安心ですね。 ○元気なうちにしっかりと準備をしておくことがポイントとなりそうですね。 今回でライフデザインラボは最終回となります。今後皆様にお話できる機会もあるかと思います。またの機会をお楽しみに! 1.気になる暮らしのマネーワード「NISAが変わる」
○今週の気になる暮らしのマネーワード何ですか? 「NISAが変わるです」です。 ○岸田さんの所得倍増計画の目玉が「NISAの拡充」ですね。 2014年からイギリスのISAを手本に少額投資非課税制度「NISA」が始まりました。その制度が改正され、今は「つみたてNISA」「一般NISA」「ジュニアNISA」の3本立てになりました。現在の口座数は1800万口座と国民レベルで考えると道半ばという状態です。改正のたびに複雑になりわかりにくくなってきているのも事実です。 ○NISAはどのように変わるのですか? 現時点では金融庁が提出している案という段階です。最終的には財務省との協議で決まりますので決定ではないので、こう変わりそうというお話をします。 ○予告ですね。 そうです。いくつかポイントがあるので順番にお話しますね。 ○1つ目はなんですか? 現在3種類あるNISAは新NISAでは一本化の方向で議論が進んでいます。 ○わかりやすくなりそうですね。 2つ目はNISA制度の恒久化です。今までのNISAには行っての年までしか使えないという制限付きだったんですが、今後はずっと使えるようになりそうです。そして非課税期間も無期限にするよう議論が進んでいます。同時に限度枠の拡大も議論されています。今はつみたてNISAで800万円の枠でしたが今後は拡大しそうです。 ○それはいいですね。 そして最後に対象年齢が未成年まで拡大することも議論されています ○ジュニアNISAは来年で終了と聞いていましたのでそれは朗報ですね。 新NISAでは生涯にわたって利用できる魅力的な制度になりそうですので、楽しみですね! 2.「おひとりさまの老後・終活について考える」 ○いよいよ資産形成が暮らしに溶け込む時代がやってきそうですね。今日は「おひとり様の老後・終活について考える」ですが、なぜ「おひとりさま」なんですか? 以前「マネーワード」でもお伝えしましたが、おひとり様が今後高いペースで増えて行きます。おふたり様であってもパートナーと死別した場合はおひとり様になってしまうケースも考えられます。 ○おひとり様の場合の老後はどんなことに備える必要があるのですか? 例えば生命保険の場合、保険会社の多くは受取人は2親等以内の親族と決められています。ご自身が高齢化した時点で受取人がいなくなるケースなどです。 ○その場合どうなるんですか? 保険会社によって対応が違うのですが多くの場合は解約せざる得ないということになります。 ○それは困った話ですね。 そもそも保険が必要なのかを見直すタイミングがあったはずでしたが、何となく続けてしまっているというケースは多いはずです。おひとり様の保険は受取人がご自身のもの、例えば医療保険・介護保険、解約したときにお金が戻ってくるものを中心に組み立て直すと良いでしょう。 ○そこは早めの見直しが必要だったんですね。他にはどんなことがあるんですか? 例えば介護施設に入る場合や入院する場合に身元保証をを要求される場合があります。 ○それは何ですが 利用料や医療費の支払いの保証、万一なくなった場合の引受など通常は身元保証人として親族が引き受けるものです。 ○近くに親族がいないケースなどは考えられますね。 また、御本人が亡くなられたあと、お葬式はどうするのか?お墓はどうするのか?家の整理はどうするのか?など色々やらなければならないことが多いんです。 ○そういう場合に備えてどうすれば良いのですか? 意思表示をしておくことが大切です。事前に頼める人、親族や友人などに具体的にお願いしておくことが一案です。ただしお金がどうしても絡む話になりますので、任意後見や死後事務委任という形で契約を結ぶなど対応が必要になります。ただ「親族や友人と契約を結ぶのはどうも?」という場合が多いと思います。 その場合は、弁護士・司法書士・行政書士なと契約を結ぶ、または信託銀行にはおひとり様信託というパッケージ商品もあるので、それを活用することも可能です。親族・友人以外と契約することは、それなりの費用がかかるのも事実です。 ○元気なうちに準備をすることが大切なんですね。 そうですね。どうしたいのかを明確にして文章にして残しておく、第三者に依頼する場合はお金の問題も絡むので契約書を締結して頼まれた人が動きやすい様にするなど一定の配慮が必要です。またおひとり様の不動産や家賃や資産につても元気なうちに対応が必要な部分が多々あります。この話は次回にお話しします。 ○わかりました。次回は「おひとり様の老後・就活について考える(その2)」をお届けします。 以上 1.気になる暮らしのマネーワード「デジタル・ノマド・ビザ」
○今週の気になる暮らしのマネーワード何ですか? 「デジタル・ノマド・ビザ」です。 ○ノマドというと、カフェでパソコンで仕事をしている人のことですね。 実はコロナ感染拡大後にリモートワークが一気に広がりましたよね。 ○会社に行かなくても仕事ができるノマドワーカーも一気に拡がったということですか? そうなんです。アメリカではノマドワーカーが2019年には700万人だったのが2021年には1500万人と倍増したんです。 ○ ものすごい勢いで増えているんですね。 しかもデジタル・ノマドワーカーは熟練の知識労働者が多く高収入の人が多いのが特徴です。中には海外で長期滞在しながら仕事をするノマドワーカーも増えてきているのです。 ○そうした人たちにビザを発給するのが「デジタル・ノマド・ビザ」ですね。 そうです。通常ノマドが海外で仕事をする場合観光ビザで入国するケースが多く滞在期間が限られていたんですが、「デジタル・ノマド・ビザ」発給する国では最長5年の滞在期間や税制優遇するなどノマドワーカーにも魅力的なビザを発給し競争になっているんです。 ○「デジタル・ノマド・ビザ」を発行しているのはどんな国ですか? ラトビア・クロアチア等東欧諸国から最近ではイタリア・スペイン等。アジアではタイ・ドバイ等。アメリカの隣のメキシコ等です。 ○「デジタル・ノマド・ビザ」を発給する国はなぜノマドワーカーを呼び込もうとしているのですか? コロナで短期滞在型の観光客を呼び込むのが困難になっていること。ノマドワーカーが観光ビザで大量に押し寄せるとビザや税金など行政上の問題や家賃を押し上げるなど住民との問題が生じる場合があるため、専用のビザを発給してスムーズに対応できるようにしているのです。 なんといっても収入がある人が長期で住んでもらうことは、町の活性化という意味では大きな意味があると思います。 ○日本でも「デジタル・ノマド・ビザ」を発給しているのですか? 日本国内のワーケーションの話は聞きますが、「デジタル・ノマド・ビザ」の話は聞いたことがありません。海外の優秀な人材を取り込むということが日本は苦手なんでしょうね。 2.「目指せFIRE!お金を増やす」 ○今回のメインテーマは「目指せFIRE!お金を増やす」ですね。前回放送ではFIREはお金に支配されない暮らし方・生き方を実践するために「大切に使う」「シェアする」「仲間を作る」でお金をたくさん使わなくても素敵な暮らしができるヒントをたくさん聞くことができました。 お金を増やす場合に考えなければならないのは、いつまでにどの程度増やすのか?そのためにはどの位の資金を運用に回すことができるのかをしっかりと考えゴールを設定することです。 ありがちなのは例えばNISAがみんな取り組んでいるので、遅れてはいけない取り敢えず月1万円から始めてみようなど、取り敢えず「やった感」だけで満足してしまうケースです。 ○FIREの場合どのようにゴールを設定するのがよいのでしょうか? FIREの場合は100%運用からの取り崩しが収入ラインとなりますから、このラインが支出額を突き抜けたときFIREが達成できる領域に入ったことなります。プチFIREの場合は運用からの取り崩し+FIRE 後に働いて得る収入(または年金)収入ラインになりますのでこのラインが支出額を突き抜けたときFIREが達成できる領域に入ったことなります。 ○運用からの取り崩しって具体的にどうやるんですか? 私たちフィナンシャル・アドバイザーの中では、運用資産の4%を取り崩しても安全、すなわち運用資産が極端に減ることがない「安全引き出し率」と呼んでいます。 この安全引き出し率に基づき、どの程度運用資産が必要かを逆算します。例えば毎年200万円の取り崩しを行う場合は4%で逆算すると5000万円が必要という計算になります。プチFIREを目指す方で、毎年100万円の取り崩しを行う場合は4%で逆算すると2500万円が必要という計算になります。 ○なるほど、ゴールを設定して逆算するとFIREするために必要な運用額が算出できるわけですね。 その通りです。この考え方は老後の資産運用においても有効な考え方です。FIRE達成ラインが明確になると、ゴールとなる運用額も明確になります。 あとはゴールとなる運用額に到達するためにどのくらいの時間軸が必要なのかを考えます。FIREを実行するため一攫千金でゴールを目指す運用を行っていてはいつまでたっても実現しません。どの程度の時間軸が必要なのかを具体的に考えます。 ○時間軸というのは何ですか? 例えばFIREの達成ラインが2000万円で、手持ちの運用に回せる資金が500万円あり、毎年50万円づつ投資に回すとするして、10年後にFIREの達成ライン到達を目指す場合には、どのくらいの利回りで運用すべきかは計算できます。大体無理のない利回りは5ー10%程度で考えるのが一般的です。 ○なるほど、FIREを実現するために必要な期間を設定し淡々と実行していくことが大切ですね。かなり計画的に用意周到に行わうためには砂川さんのようなアドバイザーを活用するのも一案ですね。 FIRE実現するには専門的な知識が必要な部分が少なくないですから、私たちがお手伝いできる分野は小さくないです。資産運用の肝は続けること、例えば積み立てNISAも今のような株式市場の下落局面では1割程度の人が続けることを止めてしまう。アメリカではアドバイザーと一緒に投資を続けている人が多いんですね。 ○スポーツでも本を読むよりもコーチの指導を受けながらうまくなるのと一緒ですね。次回9月16日は「おひとりさまの老後・終活について考える」をお送りいたします。 【オンラインセミナー】 「投資の基本を学ぶ(4回シリーズ)」の4回目:NISA・イデコについて 2022年9月7日(水)18:30ー19:30 講師:砂川 利行 料金:無料 定員:各10名 (先着順・完全予約制) 参加希望者には、後日IDとパスワードをメール致します。 詳しくはコチラ |
資産形成のことや日々の出来事、思うこと等、お知らせなどを徒然なるままに綴ります。
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