●気になる暮らしのマネーワード「資産所得倍増計画」 今週の気になる暮らしのマネーワードは何ですか? 「資産所得倍増計画」です。 「資産所得倍増計画」って砂川さんの会社の計画ですか? いえいえ、この前のGWで岸田首相がイギリス訪問時に金融街シティーでの講演で「資産所得の倍増を実現する」と話しました。 資産所得倍増って、給料を2倍に増やすことではないですよね。 mihoさん、鋭いですね! 所得倍増計画なら給料を2倍になんですが、頭に「資産」がついているのがミソなんです。 岸田首相は具体的にはどんなことをいっているのでしょうか? 首相は家計の預貯金を投資に誘導し、運用から得られる利益などで所得を増やす考えです。家計に占める資産所得の割合が米欧などに比べて小さいことを指摘し、2000兆円ほどある日本の個人の金融資産を「大きなポテンシャルだ」と話したんです。 具体的にはどのようなことを進めようとしているのですか? 具体的にはNISAの拡充や、預貯金を資産運用に回す新たな仕組みを作るなどを上げています。 でも、それは以前から言われていることで新鮮味がない気がしますね。 おっしゃるとおりですね。ただ「同時に兼業・副業や学び直しを後押しし、雇用の流動化を積極的に推し進めていく」とも話してるんです。日本の総理大臣が兼業・副業、そして転職を積極的に行いましょうと進める時代になってきたということは、時代は随分と進んでしまったようですね。 本当ですねー。 第5回のメインテーマは「目指せ資産家!お金を守り増やすには」です。今週の気になる暮らしのマネーワード「資産所得倍増計画」の続きですね。 そうですね。総理大臣が兼業・副業、転職を積極的に行いましょうと進める時代。そして資産所得を増やしましょうと呼びかけている時代に私たちはいる訳です。 「兼業・副業、転職を積極的に行いましょう!」といわれても、実行に移せる人は少数派ですよね。砂川さんこの変化を私たちはどう捉えたら良いのでしょうか? 大きな変化は、今後は給与収入だけではなく、収入源を複数持つ努力を始めることが大切かと思います。大企業を中心に週休3日制の導入が始まっています。今後は自由な時間が増えてくるわけですから兼業・副業という選択肢も現実味を帯びてきます。自分のスキルを棚卸しして何ができるのかを考え準備をしていくのが今のフェーズですね。 うーん、少し先のイメージですね。 やはり預貯金を資産運用に回す「目指せ資産家」が入り口としては取り組みやすいですね。 確かに、おっしゃるとおりです。でも岸田首相のいう「資産所得倍増計画」ですが、そんなに簡単に倍増するものでしょうか? mihoさん、「72の法則」ってご存知ですか? 何ですか?「72の法則」って! 投資で得た利益を再投資する複利で投資をする場合、72という数字をお覚えて頂くと何年で資産が倍になるのか計算できる便利な数字なんです。 どういうことですか? 例えば8%の利回りがあるとして倍になるには何年かかるかを計算するには、72÷8=9 9年かかる計算になります。例えば年利3%の場合であれば、72÷3=24 24年かかる計算です。 10年で倍にするには7.2%の利回りがあれば良いという計算になります。 10年で倍増するには7.2%ですか、貯金では無理ですね。 72の法則に注目すると、とても素敵な世界が見えてきます。10%の利回りであれば7年弱で資産が2倍になります。約15年で資産は4倍になります。そして18年後には16倍になる計算です。 時間が見方をしてくれるんですね。 そうです。TIME IS MONEY 時は金なりです。かのアインシュタインは「複利こそ宇宙でもっとも強力な力」と行っています。特に若い方は投資を継続することで素敵な未来が見えてきますよ! 「資産所得倍増計画」は無理な話ではないのですね。投資を暮らしの中に取り入れることが大切なんですね。 5月20日(金)場所:つがハウス 14:00-16:00 「老後の資金づくりのおはなし」 5月21日(土)場所:リッチモンドホテル帯広駅前 10:00-11:30 「北海道で使える株主優待」 13:00-14:30 「教育資金づくりのおはなし」 セミナー参加者でご希望の方に「ライフプランニング」を無料で作成します! お申し込みはハダシHPからお願いします。
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●気になる暮らしのマネーワード「パワーカップル」 ○今週の気になる暮らしのマネーワードは何ですか? 「パワーカップル」です。 ○「パワーカップル」ってなんでしょう? 共働き世帯の中で、ご夫婦ともに正社員でご夫婦合算の年収が1000万円以上のカップルのことを「パワーカップル」といいます。 ○年収1000万円というと何か憧れがありますよね。ご夫婦併せてと考えるとハードルが下がるわけですね。とはいうもののやはりハードルは高いですよね。 そうですね。私も仕事柄、様々なご家族の収入を知る立場にありますが、比率としては多くはないとは思います。道内では、ご夫婦ともに学校の先生やご夫婦とも公務員というカップルは意外といらっしゃいますので、このような方達はまさにパワーカップルですね。 ○でも共働きというと「150万円の壁」を考えて妻がパートタイムを選択するケースが多いのではないのでしょうか? そうです。「150万円の壁」を越えずに配偶者控除を意識して働く妻が5割、「壁」を越えて働く奥様では、年収300万円未満が2割、年収300~700万円未満が2割、年収700万円以上が3%弱となっています。 ○やはり「150万円の壁」を意識して働く方が多いのですね。一方で壁を超えて働く方も多いのですね。 壁を超えると税金や社会保険上の問題から、一定の収入を越えると手取り額が減ってしまいますのでこの壁を超えないように働くほうが得と考える方が多いことが見て取れます。ただ人生100年時代を考えると、そうも言えないんです。 ○え、それはどういうことですか? 実は年金に関しては、共働きと専業主婦ではもらえる年金が大きく違うんです。 ○どのくらい違うんですか? 夫が年収500万円の場合、専業主婦のご家庭の場合、国民年金2人分、厚生年金1人分で大体月20万円程度になりますが、妻も同程度の年収がある共働きの場合は国民年金2人分、厚生年金2人分で大体月30万円程度と、10万円程度の差が出ます。年間だと120万円、人生100年時代だと65歳から35年間年金をもらうことを前提とすると、120万円かける35年ですから4200万円の差が出てきます。 ○え!そんな差になるんですね! 社会保険に入ると「保険料で手取りが減るのは困る」という声も聞かれますが、その分年金が増えるという点も見逃さないことが大切です。ですから壁を超えて働くことは今後の働き方の選択肢として重要になってきます。もちろん出産後の就業継続など政府や企業のバックアップも大変重要ですね。 ○長いスパンで計画を立てることが重要ですね。しっかり考えてみます! ○第4回のテーマは「保険って何入ればよいの?実践編」です。今日は保険の実践編ということですね。保険についてはモヤモヤされている方も多いと思いますので楽しみです。前回は「しっかりと社会保険の制度を確認し、その不足分について民間の保険を検討すべき」とのお話がありました。 保険は大きく分けると「生命保険」「医療保険」「傷害・介護保険」「損害保険」がありますが、今日は「生命保険」についてお話をしていきます。mihoさん、そもそも生命保険って何のために入りますか? ○「まさかのために」ですか? そうですね。具体的に言うと「ご自身が亡くなることで困る人」に対して必要な現金を残すということになります。困る人とは具体的に言うと家族ということになります。お金の面で困る人がいるか、いないかがポイントになります。 ○では独身の方は必要ないんですか? 社会保険加入前提では、そうです。ご自身が亡くなることでお金の面で困る人が居ないはずですので必要ないですね。 ○じゃあ結婚されてから考えても遅くはない? そのとおりです。ではmihoさん、いくらの生命保険に入れば良いのでしょうか?金額について具体的に考えたことがありますか? ○保険金をいくらにしたら良いのか?全く検討がつきません。 多くの方が具体的なイメージもなく言われるまま保険金額を決めているケースが多いと思います。保険金をいくらにするのかはご自身が亡くなった場合に、残された家族の生活を保障し、お子様の進学を断念することがないよう準備する金額になります。 ○それはそうですね。具体的にはどうやって計算するんですか? 亡くなられたあとの一生分の収入から一生分の支出を差し引き、足りない部分が保険が必要な金額ということになります。具体的には収入の部分は遺族年金・退職金など「もらえるお金」+残されたパートナーの収入+預貯金等が一生分の収入です。一生分の支出は「生活費」+「住宅関連費」+「教育費」+「葬儀費」などです。この収入から支出を引いてマイナスならマイナス分が保険金になります。 ○なるほど、そうなると家族構成やお子様の数、お子様の進路先など、それぞれの家庭ごとに千差万別ですね。ただ自分でそこまで計算するのは大変ですね。 その場合は、保険会社や保険代理店などで「ライフプラニング」という形でおおよその金額を見積もってくれますので、それを活用するのが良いかと思います。もちろん弊社もお客様には無料で「ライフプランニング」を作成しています。ファイナンシャルプランナーも作成していますので、その方々にお願いするのも良いですね。 ○いくらの保険に入るのか「ライフプランニング」で保険金額を確認することが良いのですね。ではどんな保険に入ったら良いですか? 保険料の割安なものから順に入っていくのがシンプルでよいと思います。生命保険の場合保険料の割安な順でいうと「収入保障保険」「定期保険」「終身保険」という順番になります。「収入保障保険」「定期保険」は掛け捨ての保険ですので割安です。これらの保険はお子様が独立するまでの間を中心に加入します。その後は保険金額をゼロまたは減らしてください。「終身保険」は一生涯の保障ですので割高になります。「終身保険」は基本的には「葬儀代+アルファ」を基本に加入します。こうすることで多くの方が保険を節約できると思いますよ。 ○わかりました!無駄を省いて適切な選択をしたいです! セミナー情報 5月20日(金)14:00-16:00 「老後の資金づくりのおはなし」 場所:つがハウス(決定しました) 5月21日(土) 10:00-11:30 「北海道で使える株主優待」 場所:リッチモンドホテル帯広駅前 13:00-14:30 「教育資金づくりのおはなし」 場所:リッチモンドホテル帯広駅前 ご参加希望の方はこちら 以上 |
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