今回のテーマは「NISAを詳しく知りたい」
○前回は「NISA」のどこがお得なのかというお聞きしました。 お得の正体は「株や投資信託の儲け(正式には配当金や譲渡益といいます)」が非課税になる仕組みのことでしたね。 ○お得であれば「NISA」使ってみたいという方も多いと思います。どのような仕組みなのですか?今日は詳しく教えて下さい。 了解しました。今日は「NISA」について詳しくお伝えしますね。3種類の「NISA」があります。成人向けの「一般NISA」と「つみたてNISA」、そして未成年向けの「ジュニアNISA」の3つです。 ○「NISA」は1つではなくて選ぶんですね。ではどちらを選ぶのか?まず大人向けのほうからお願いします。 20歳以上の方が対象の「NISA」から説明しますね。まずは「一般NISA」です。「一般NISA」で買える商品は、株式や投資信託など幅広い商品が購入できます。ただし限度額があり年間120万円までです。投資期間も5年間と限定されています。年間120万円で5年間ですので最大600万円まで非課税投資が可能になります。120万円の限度というのは、購入時の金額です。運用中に増えたとしても購入時が120万円以内であれば問題ありません。1年以内であれば、いつでも120万円の枠内で購入可能です。ただしNISAで購入した商品をに途中で売っても枠は復活しません。また未利用分は翌年には繰り越せません。 ○なるほど120万円づつ5年で600万円までが「一般NISA」なんですね。 ええ。そこがポイントですね!ご夫婦でNISAをご利用されれば1200万円まで非課税となります。ご家族単位で考えると結構大きな非課税枠となります。ただ投資可能期間は2023年までとなっており、23年以降は新たなNISAの制度が始まりますので今後の制度変更に注意が必要です。 ○次は「つみたてNISA」ですね! mihoさん「積立」はご存知ですが ○「積立貯金」とか「旅行積立」などは馴染みがありますね。 そうですね。毎月預金口座から定額が引き落とされて計画的にお金を増やす方法ですよね。 ○「積立貯金」の投資バージョンが「つみたてNISA」で、しかも非課税ということですか! そのとおりです!「つみたてNISA」で買える商品は、低コストの商品で長期の積立に適した投資信託のみが対象です。「つみたてNISA」も限度額があり年間40万円までです。投資期間は最長20年間と長いです。年間40万円で20年間ですので最大800万円まで非課税投資が可能になります。ただし継続的に積み立てることが必要です。「つみたてNISA」は一般的には口座引き落としと投資信託の買付が証券会社や銀行が行いますので、毎月自動的に積立できます。積立額は予算に応じて少額でも可能ですので、初めて投資に取り組む方やお若い方などに向いていますね。 ○最後は未成年向けの「ジュニアNISA」ですね 簡単にいうと「一般NISA」のジュニア版です。0歳から19歳の未成年者が対象です。原則としておとうさん・おかあさん等親権者が代理で運用します。限度額は年間80万円までです。投資期間も5年間と限定されています。年間80万円で5年間ですので最大400万円まで非課税投資が可能になります。ただし18歳までは払い出しの制限があります。 ○成人向けのNISAは払い出しの制限があるんですか? それがないんです! 通常、非課税の場合は色々と制限がつくケースが多いのですが、「一般NISA」「つみたてNISA」の場合は払出し制限がありません。例えば「家族で十勝川温泉にいくので一部払い出したい!」という場合も非課税なんです。非課税にも関わらず自由度が高いというのが大きな特徴です。 ○自由に使えながら非課税である「NISA」活用しない手はないですね。 その8「NISAを成功に導くには!」です。 以上 9月に帯広にてカフェコラボセミナーを実施しました。詳しい模様をブログにしていますので御覧ください。→https://hadashi.co.jp/blog/917
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