今回のテーマは「NISAを成功に導くには!その2」
○前回は「つみたてNISA」で終わりましたね。さて今回は「NISAを成功に導くには!その2」として「一般NISA」「ジュニアNISA」の実践法をお話しお聞きできるのですね! NISAについてもう一度振り返ると、お得の正体は「株や投資信託の儲け」が非課税になる仕組みのこと。そして3種類の「NISA」があり、成人向けの「一般NISA」と「つみたてNISA」、そして未成年向けの「ジュニアNISA」があることをお話しましたね。 そしてNISAは非課税にも関わらず制限が少なく自由度が高いというお話をしましたね。 ○ NISAは箱という話もお聞きしました。「一般NISA」と「ジュニアNISA」ほどのような箱なんですか? まずは「一般NISA」からお話します。「一般NISA」は1年で利用できる非課税枠が120万円で5年で600万円ですが2024年からは新しい制度に変更予定になっています。新制度は新たに積立部分も加わった2階建てで投資枠は合計で122万円になる予定です。 ○そうなんですね 「一般NISA」ですが、なんといっても投資対象が広いことが大きな特徴です。株式や投資信託など投資対象が幅広く、自分でいろいろ組み合わせて投資することが可能です。 ○「つみたてNISA」はお墨付きの投資信託が対象でしたが、株もNISAで買付できるんですね! おっしゃるとおりです。例えば投資信託を100万円買って、残り20万円で個別株を購入するなどご自身で自由に組み合わせることが可能なんです。あえてお気に入りの投資信託を「一般NISA」で積立することも可能です。「つみたてNISA」ですと年間40万円以上は積み立てできないですが、「一般NISA」であれば年間120万円まで買付できますので、月10万円までの積み立てを設定できます。 ○ 対象の商品も広いし、投資のやり方も自由なんですね。 そうですね。例えば株式を購入して、1ヶ月後もうかったから売却しても非課税です。 ○ 「長期で投資を!」という方はどうですか? 5年を経過した時点で非課税枠120万円をこえていたとしても、翌年設定される非課税枠に全額移管することができます!これをロールオーバーといいます。ロールオーバーすることでさらに非課税期間が伸びるわけです。お金に余裕のある方であれば、5年で600万円の投資が非課税になるわけです。ご夫婦で1200万円が非課税となります。例えば老後資金の運用などには適していると思います。「つみたてNISA」であると20年という時間軸が必要です。やはり50代以降の方だと20年という時間を費やすのは酷ですから。「一般NISA」を選択する形となりますね。 ○ 年代によってNISAの活用の仕方も変わってくるんですね。では「ジュニアNISA」はどうですか? 「ジュニアNISA」は1年で利用できる非課税枠が80万円で5年で400万円です。株式や投資信託など投資対象が幅広く、自分でいろいろ組み合わせて投資することが可能です。しかし残念ながら2023年12月で終了する予定です。 ○ え! なぜ終了するんですか 実は「ジュニアNISA」はご本人が18歳になるまで払出し制限があり、原則として親権者が代理で運用するなど、使い勝手がイマイチだったんです。例えば3歳のお子さんのために「ジュニアNISA」を開設しても15年間払い出しに制限があると皆さん躊躇しますよね。 ○ それは不便ですね。 でも2024年以降は18歳以下であっても制度が終了するため、払出し制限が解除されることになったので俄然利便性が増したんです!制度としては2023年で終了なんですが、それ以降もご本人が20歳になるまで非課税が維持されるんです!投資ができる期間は2023年までですが保有を続ける限りは20歳まで非課税で、しかも2024年以降はいつでも解約できる状況になりましったので、逆に終了が決まったことを契機に人気が高まったという皮肉な状況なんです。 ○でも、20歳まで非課税なら魅力が増した「ジュニアNISA」開設するなら今がチャンスですね。 作っておいて損はないですね。 次回の放送は11月19日(金)その10「イデコって何ですか?」です。イデコについて概要を解説します。 [帯広で12月にセミナーを開催します] 2本立てのセミナーです。 12月17日「老後の資金づくりのお話@帯広」 12月18日「教育費無償化で変わる!教育資金づくりのお話@帯広」 ご興味のある方はぜひご参加下さい。ホームページから申し込みできます! リンク先はこちら⇒帯広セミナー
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