トピックス「歴史的な1年に」
2024年の金融市場は歴史的な1年になりました。日本では日経平均株価が1989年のバブル経済期の高値(3万8915円)を突破し4万円台に突入しました。米国では主要3指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)が相次いで史上最高値を更新しました。一時160円台にまで振れた円安や金価格の最高値更新、暗号資産(ビットコイン)の高騰なども話題となりました。
相次ぐ上昇の一方で価格の大きな変動もありました。今年の夏の日経平均株価やドル/円の動きはとても大きく、驚いた人も多かったでしょう。8月5日の日経平均株価は1日で12.4%(4451円)下落し、下落幅で過去最大、下落率でも1987年10月20日のブラックマンデーに次ぐ大きさで「令和のブラックマンデー」と呼ぶ記事がメディアに踊りました。しかしながら下落した局面で個人投資家の売買動向をみると実は買い越しが目立ちました。下落した週間ベース(8月第1週、8/5~9日)で見ると日本株に投資する投資信託への流入金額が1644億円となり週間ベースでは今年最大となっていました。
今後もこのような急落はおこるでしょうし、そのような時こそ3つの余裕が大事です。「資金の余裕」、「時間の余裕」、「心の余裕」です。当面使い道のない余裕資金で投資し、狙い通り上昇しなくても我慢し、急激な変動があってもあわてないこと。この3つ余裕を持ちながら投資していきましょう。
2024年の金融市場は歴史的な1年になりました。日本では日経平均株価が1989年のバブル経済期の高値(3万8915円)を突破し4万円台に突入しました。米国では主要3指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)が相次いで史上最高値を更新しました。一時160円台にまで振れた円安や金価格の最高値更新、暗号資産(ビットコイン)の高騰なども話題となりました。
相次ぐ上昇の一方で価格の大きな変動もありました。今年の夏の日経平均株価やドル/円の動きはとても大きく、驚いた人も多かったでしょう。8月5日の日経平均株価は1日で12.4%(4451円)下落し、下落幅で過去最大、下落率でも1987年10月20日のブラックマンデーに次ぐ大きさで「令和のブラックマンデー」と呼ぶ記事がメディアに踊りました。しかしながら下落した局面で個人投資家の売買動向をみると実は買い越しが目立ちました。下落した週間ベース(8月第1週、8/5~9日)で見ると日本株に投資する投資信託への流入金額が1644億円となり週間ベースでは今年最大となっていました。
今後もこのような急落はおこるでしょうし、そのような時こそ3つの余裕が大事です。「資金の余裕」、「時間の余裕」、「心の余裕」です。当面使い道のない余裕資金で投資し、狙い通り上昇しなくても我慢し、急激な変動があってもあわてないこと。この3つ余裕を持ちながら投資していきましょう。